【サイコパス】3期で常守朱が潜在犯に?公安局局長殺害の疑惑と幽閉される理由を考察する(ネタバレあり)

2012年より展開されてきた『PSYCHO-PASS』シリーズの主人公・常守朱が、3期において犯罪の容疑者になっています。しかし、ことはそう単純なものではないようです。3期の朱の状況については、実はまだ公式で経緯が判明していません。朱が容疑者となった経緯について気になっている方も多いかと思います。

そこで本編に山積する謎と、それに対する考察を見ていきましょう。

公安局長殺害の容疑?

シリーズ3期の幕開けから衝撃的なシーンで始まります。何十にも厳重に囲われた牢の内側から、塀の外を見つめる朱の姿です。犯罪係数300以上の重篤な潜在犯が隔離される、所沢矯正保護センター内に隔離されています。

ここで一番考えられるのは『公安局局長殺害の容疑者』です。

朱が免罪体質者だから色相は非公表?

まず気になるのが、第一話で主人公の慎導灼が運転する車内に流れるラジオの音声です。

『公安局局長が・・・された事件で、厚生省は現行犯逮捕した・・・モリ元監視官のサイコパスを非公表にすると決定しました』

雑音がひどく、曖昧な音声のみが流れています。3期では、それまでの禾生壌宗から細呂木晴海へ公安局局長の役職が変わっています。

しかしネット上では、殺害、常守朱という単語を・・・に入れても不自然ではない、との考察が優勢です。

理由は、朱の色相の異常な良好さです。

殺人事件を起こしてもサイコパスが公表されない、つまり公表できないと解釈することができます。

一期より、朱は免罪体質者であり、シュビラシステムの根幹を共有されています。公表できない状況が、朱なら理解できますね。

 

新聞記事にみる監視官緊急逮捕と朱の写真

3期本編の2話で灼が見ているパソコンの画面に注目しましょう。非常に細かく、映像を一時停止しなくては大枠は読み取れません。そこでは大量の新聞記事と、以下の事柄が見えます。

1.常守朱が禾生局長を殺害、容疑者として逮捕

2.容疑者の色相は非公開

3.慎導篤志(灼の実父)が厚生省の役人でシュビラに関わる。難民の起こしたテロ事件にも関与か。

 

期本編の手記にみる朱の現状

3期本編中に、朱がパソコンに何か文章を打ち込んでいます。そこには以下のように書かれています。

『私は今、いつ始まるかわからない裁きを待つ身だ。だがそれ故に、この社会から初めて解放されたとも言える(以下略)』

朱の言う、裁き、が何に該当するのかと言う伏線は回収されていません。しかし、幽閉されている理由であることは察せますね。

 

サイコパス3期主人公・慎導灼を朱が推薦?

本編中、刑事課の執行官・雛河翔が見ているプロファイリングに注目します。

公安局への入局推薦者は朱とあります。

なぜ推薦したのでしょうか。ネット上で最も多いのが、灼を利用して何らかの事件を解決するため、という考察です。

 

『裁きを待つ身』だから事件の真相を灼に託した?

常守朱は、劇場版PSYCHO-PASSにおいて一般に情報者を多数持っている描写があります。昔ながらの刑事のやり方ですね。今回、灼を監視官へ推薦したのもこの一環の可能性は十分考えられます。

作中において、刑事課の雛河と連絡を取り合うシーンがあります。ここで朱は雛河に、次の報告書を楽しみにしている、と発言しています。この描写から、隔離されている朱に代わり、刑事課の現状を雛河に『協力者』として提供させていることが見えます。

 

朱がシュビラシステムの公表を試みた?

劇場版最終局面で、幽閉される朱がシュビラシステムと興味深い会話をしています。

「システムを一般公開する際、彼(灼のこと)を橋渡しとする件に関しては検討中です」

「(途中を省略)システムが公開された時、法があなたたち(シュビラシステム)を守はずよ」

ここで考えられるのは、公安局局長を殺害することでシュビラシステムを公開しようとした可能性が浮かびます。

読者の皆さんはご存じの通り、公安局局長はただの義体です。脳みそは、シュビラシステムを冠したただのハードウェアでしかありません。この義体を公共の場で暴くことで、システムを暴露しようとした可能性は捨てられませんね。

 

シュビラシステムは将来的に、一般へシステムの根幹を公表するつもりです。刑事課課長の霜月美佳が、公表の際に一般人がするであろう反応の実験体であったのは2期で話題になりました。

『システムを公開する際、灼を橋渡し』のくだりは、霜月と同じく灼も協力者に仕立てる裁断をつけている印象が見えます。

このように、利益最優先で動くシュビラシステムに対して強行的手段に出た結果、幽閉されているのかもしれません。

 

ビフロストの多すぎる謎

どうしても3期を考える時、省けないのがビフロストとラウンドロビンの存在です。

ビフロストとは、ラウンドロビンというジュビラシステム運用初期にデバック(仕様書や設計通りになっているか、バグや欠陥がないか確認する作業のこと。IT用語の一種)をするために構築されたシステムを動かす組織のことです。ユーザー認証、適正ユーザーといった単語がシュビラシステムと似通っていますね。

ただし、デバックを担当としていたのはあくまでも過去のことであり、現状は違います。

現在判明しているビフロストという組織の正体は『シュビラシステムに裁けない犯罪を操作し、利益を独占するシステムとその組織の総称』ということです。その頂点がコングレスマン、犯罪者を操作するのがインスペクター、そして犯罪を実際に起こすのはキツネと、規模のレベルは相当のものと見られます。

しかし、結局、ビフロストと朱とがつながる決定的な根拠はありません。4期以降に持ち越されています。

 

朱が法廷執行官?狡噛との再会にみる今後の展開

さて、PSYCHO-PASS3期にみる常守朱の動向をみてきました。劇場版PSYCHO-PASS FIRST INSPECTERに突入しましたが、謎は謎のまま続編に期待を残しています。

 

法定執行官?

劇場版の最終場面で、朱は『刑事課長付き法定執行官』という立場で、刑事課へ復帰することになります(法『定』か法 『廷』か、公式の発表はありません。今回は前者で記載します。物語中において、裁判制度は崩壊していますので後者の可能性は低いです)。

厚生省公安局次期局長となった法斑静火が、解放の主導を握る発言が印象的です。現刑事課・課長の霜月の直下に就くことになりますが、その驚きっぷりからみて、刑事課は一切知らされていなかったことがわかりますね。

しかし、公式でこの法廷執行官という立場がどのようなもので、仕事の内容も明かされていません。執行官とある限り、既出の執行官たちと中身は変わらないのでしょうか?

 

執行官落ちが決定?外務省の狡噛が迎えにくる理由

厚生省管轄の矯正施設から解放される常守朱を迎えたのは、彼女の元部下である狡噛慎也でした。ファンと視聴者はこのシーンを心待ちにしていた方も少なくないはずです。しかし、ここで気になる点があります。

1.身体の拘束が一切ない

2.厚生省就きになる朱を、外務省の狡噛が迎えに来ている理由

まずは1から見ていきましょう。

執行官の任が任されるのは、潜在犯です。つまり、朱が執行官落ちしたと考えることが自然です。法定『執行官』とつくからには、今までの執行官たちと似たような職種であると予測はされます。

従来の執行官といえば、自由の権利がありません。単独行動は一切認められず、その移動は専用の移動車が必須となります。とにかく監視官の監視の元でしか、その行動が認められないことは読者の方々ならよく知っての通りです。

しかし劇場版のラストシーンにおいて、朱に上記のような制限は全く見えません。

出迎えた車両も、狡噛が乗ってきた一般的な乗用車です。

2について。

朱が復帰する組織は厚生省刑事課です。しかし、出迎えた狡噛は外務省海外調整局の人間です。

物語中の厚生省と外務省の関係は、非常に利益優先でポジティブなものではありません。現実の官公庁は縄張り争いが激しいもので、サイコパスの世界も例外ではありません。本来なら厚生省の人間が初めに対応するものです。

確かに狡噛は潜在犯の制限を撤廃されています。しかし、刑事課所属の法定執行人という局長指定の特別な立場にある朱です。外務省の人間が出迎えにくることを、は果たして厚生省は黙認するでしょうか。

結局、収監された経緯、シュビラシステムとのやりとりの背景、慎導篤志との関係などが明かされることはありませんでした。

監督の塩谷直義氏のTwitterをみると、PSYCHO-PASSシリーズは4期が制作中とのことです。謎が多く散りばめられたまま、続編へ続く形になります。新しいフェーズへ入る本編と、常守朱の活躍には目が離せません。

なお、この記事に使用した情報は『PSYCHO-PASS』シリーズの公式サイト(https://psycho-pass.com/)、原作アニメーションそ、コミカライズ、各種スピンオフメディアより収集しました。

各種考察とネット上の評価については、あくまでもファンの見解であり公式とは一切関係ありません。

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