こんにちわ!今回はコメディ・ドラマ映画の「はじまりへの旅」をレビュー&考察していきたいと思います。
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あらすじと見どころ
■あらすじ
ベン・キャッシュと6人の子供たちは、現代社会に触れずにアメリカ北西部の森深くで暮らしていた。しかしある日、入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母のある願いを叶えるために、ニューメキシコまで2400kmの旅に出る。
■見どころ
「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセンが、極端な教育方針を貫くユニークな父親を好演。アメリカ各地の雄大な景色や名曲カバーを挿入した音楽にも注目。監督・脚本は、本作が長編映画2作目となるマット・ロス。賑やかな6人の子供を演じる小さな名優たちが愛らしい。
引用元:U-NEXT
Melody of Movieの評価
83点
風変わりな生活を送る大家族が辿る末路の話ですが、最後まで観て感じたことは精神的におかしくなっていた愛する妻のために、不器用な夫がした愛そのもので、子供達にしてきたことも愛に他ならないと思いました。極論としてはそれが正しいか間違っているか、は当事者が決めることであるということになるかと思います。かなり深い映画であると感じました。
■各レビューサイト参考
映画.com:3.8
Yahoo!映画:3.76
Filmarks:3.9
みんなのシネマレビュー:3.13
※みんなのシネマレビューは10段階→5段階評価に換算しています
この映画の特徴
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現代社会との環境と、自然の中で育つ子供達の葛藤
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異常なまでの子供達の一般的な教養の高さ
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家族との絆と子供達の成長
先日観た「はじまりへの旅」の感想らくがきです。
世間一般常識を多少受け入れつつこだわりを持ち続ける柔軟さは必要だなというお話。 pic.twitter.com/nkax9won6A— パセオ (@takashi_western) April 29, 2017
『はじまりへの旅』
おすすめされて見た。
子育てしている身としては、特別な感想が湧いてくる。
観てる途中も観終わってからも、よかったところと気になったところの感想が揺れ動く。 pic.twitter.com/f7EVGW5Zq9— 球体 (@Krankenstei_n) August 22, 2020
おすすめのポイントと感想
現代社会から無縁の生活を送る家族の物語です。独特すぎる教育方針を持つ父親と自然の中ですくすく育つ子供達がある日母親の死を知り家族で母親の葬式に参列すべく旅に出ます。
自然をは離れはじめて人の住む街に向かうが、そこで子供達は自分達の育った環境とは全く違った現代社会の現実にはじめて向き合い戸惑い、葛藤する。そんな中様々な出会いを繰り返し子供達は次第に父親により教育されてきた事に疑問を抱きはじめ自分の置かれてきた環境に対しての不満や将来の夢を父親と真剣に向き合うようになります。
今まで父親の抱く人間のあり方や哲学を教え込まれた子供達は現実の社会において自分の存在意義を始めて考え葛藤し、戦いながら成長していきます。母親の葬式に向かう道中、子供達は絶対的な存在である父親に対してはじめて自分の意思を伝え、成長してゆく子供達の様子は感動的でした!
人としての生き方や考え方は結局のところ教えてもらうものだけでなく、自分自身で決める事が大切なんだという事に気づかされる映画です^^
短い旅の中で様々な出会いや母親との別れを経験し、家族との絆を大切にし大きくそして強く育ってゆく子供達がとても愛おしく感じられる物語だと思います。必見です!