【ネタバレ】『ハッピー・デス・デイ』犯人の解説とストーリーや結末を考察します!最高に面白いホラーコメディです!

ベビーマスクとカップケーキのポスタービジュアルが印象的なホラー映画「ハッピー・デス・デイ」(17)。主人公の大学生がマスクを被った犯人に何度も殺されるというタイムリープスリラーですが、コメディタッチでもあり、怖くないホラー映画としても有名ですよね。ここでは、そんな本作のあらすじや考察、オリジナルレビューを紹介します。

犯人はまさかのあの人物だった⁉︎(ネタバレあり)

 ビッチな女子大生・ツリーが謎のループに巻き込まれ、その度にマスクを被った人物に殺されるという物語の本作。やっぱり気になるのは犯人ですよね。作中には容疑者となる多くの人物が登場しますが、果たして誰が真犯人なのでしょうか? 

 答えは、ルームメイトのロリでした。一見ツリーのことを気にかけているようにも見える彼女ですが、どんな動機があったのでしょうか? あらすじから彼女の行動を見てみましょう。

あらすじ(ネタバレあり)

 大学生のテレサ・ゲルブマン(ツリー)は同じ寮のカーターの部屋で目を覚ましました。日付は918日の月曜日。この日はツリーの誕生日でしたが、昨夜の飲酒のせいで頭痛に見舞われていた彼女はカーターから薬をもらい、無愛想に部屋を出て行きます。寮から出るとサングラスの男や署名を求める女性とすれ違い、それらを全て無視して不機嫌に歩くツリー。やがて女子寮に戻ると仕切り屋のダニエルから朝帰りであることを指摘され、これもまた適当な返事で乗り切って自分の部屋へ。そこではルームメイトのロリが彼女に手作りのカップケーキを差し出しますが、「こんな高カロリーなものはいらない」と、目の前でゴミ箱に捨ててしまいます。

その後グレゴリー教授の授業を受けると、ダニエルが主催する女子の会合へ参加するツリー。ひとりだけ食べる量の多いベッキーをからかって追い出そうとしたところ、彼女はツリーに忘れ物を届けに来たカーターとぶつかってしまいました。そのせいで自分の服が汚れたことに腹をたてたツリーは、カーターに感謝をするどころかまたしても不機嫌に。

あまりの態度の悪さにロリからも忠告を受けるツリーでしたが、聞く耳を持ちません。それどころか彼女は、グレゴリー教授と不倫までしていたのです。

その夜、ダニエルからパーティーに誘われた彼女は、父親からの食事の誘いを無視して夜道を歩いていました。途中、大学のフットボールチームを応援する集団とすれ違うと、その中の一人にベビーマスクを被りじっと彼女を見つめる人物がいて。そのまま歩き続けた彼女は、トンネルの中でハッピーバースデーの歌が流れるオルゴールを見つけます。手に取ろうと近寄った瞬間、ベビーマスクを被った人物に刃物で刺されてしまうのでした。

スマホの音で目を覚ますと、そこはカーターの部屋。日付は918日で、またしても誕生日の朝でした。昨日と同じ出来事が続いていく1日を不思議に思い、そのことをロリに相談します。今度はカップケーキを置いて部屋を出ますが、その後もデジャブは続くのでした。そうして再びオルゴールを発見すると、来た道を引き返すことにした彼女。すると今度は無事パーティー会場にたどり着くことができました。不安を忘れて友人たちと盛り上がっていたツリーは友人・ニックといい雰囲気になり、彼の部屋で2人きりに。しかし、そこにもベビーマスクの人物がやって来て。先にニックが殺されると、彼女も結局殺されてしまうのでした。

目覚めるとやはりカーターの部屋。立て続けに起こるデジャブの中を逃げるように自分の部屋へ向かい、ロリに事情を説明します。彼女は信じませんが、一日中部屋で休むことを提案。ツリーがその通りにしようと部屋に閉じこもると、テレビのチャンネルが勝手に切り替わりました。シリアルキラーのトゥームズが逮捕されたと報じるニュースが流れていたのです。すると、部屋の中に潜んでいたべビーマスクの人物が現れます。こうしてまたしても殺されてしまい

再び目覚めると、ツリーはカーターに事情を話します。死ぬたびに容疑者を探していけばいいというカーターのアドバイスを聞き、彼女は犯人探しをすることを決意。身の回りで自分に恨みを持っていそうな人の中から、一人ずつ検証していきます。しかし、なかなか犯人は見つかりません。何度もループを繰り返しているうちに体の不調を覚えた彼女は、ついに大学病院に運ばれてしまいました。夜にこっそりグレゴリー教授の部屋へ行くと、彼の机の引き出しからは例のマスクが。ツリーが彼を犯人だと確信したのも束の間、突然マスクを被った男が現れて教授を殺害します。こうしてまた犯人に襲われた彼女は、必死に車で逃げることに成功しました。しかし、スピード違反で警察に捕まっている間に犯人が再び現れて、またしても殺されてしまうのでした。

今度は病室で目を覚ました彼女ですが、日付は変わっていません。どうやら殺害される度に体へのダメージが蓄積していたのだそう。そして、カーターからシリアルキラーのドゥームスが大学病院へ運ばれたことを聞きます。彼こそが真犯人だと考えたツリーは、カーターと共に彼の元へ向かいますが、ドゥームスはすでに逃げ出していました。彼を見つけた2人は次第にもみ合いになり、格闘の末カーターは死んでしまいます。このままでは彼が助からないと気づいたツリーは、わざと自殺してもう一度18日をくり返すことを選びました。

再び目覚めた彼女は、これまでとはまるで別人のように振舞います。挨拶も返し、声をかけられても無視をしない。父親とも食事に出かけると、いよいよドゥームズとの戦いへ。ようやく彼を殺害することに成功し、カーターと誕生日を祝います。そこで2人が口にしたのは、ロリの作ったカップケーキでした。

しかし、再び918日がやってきました。ループが終わっていないことを不思議に思ったツリーは、ロリのケーキこそが原因だったのではないかと気づきます。本人に問いただすと、彼女はあっさりと自分が犯人であることを認めて。グレゴリーとの関係を妬んでいた彼女は、ケーキに毒を盛っていたのです。衝撃の事実を知ったツリーは彼女と大げんか。必死の格闘の末、ロリは窓から転落して死んでしまいます。

こうして、無事にツリーは919日を迎えることができました。

ループの度に変わらないのはロリのカップケーキだった!

 みなさんもお気づきの通り、ツリーが9月18日を繰り返す度に変わらない出来事が1つ。それが、ロリのカップケーキでした。(ポスターカットにもカップケーキが載っていたのはこのためだったのか!)確かに彼女、ロリのことを気にかけているようで「こんなことをしていたらいつか報いが来る」と、忠告していましたよね。一番近くでツリーのビッチっぷりを見てきた人物だったのかもしれません。

その動機とはスバリ、自分が好きだったグレゴリー教授がビッチなツリーを選んだこと。よくある嫉妬でした。思い返せばツリーは、カップケーキを食べなかった時にベビーマスクの人物に殺されています。つまり、他の方法で殺そうとしていたのですね。そして最終的にはシリアルキラーのドゥームズを使い、彼女を殺すよう依頼したのです。そう、ドゥームズが拘束されていたのはロリが働く大学病院。警備員の目を盗んで、彼を解放することができたのでしょう。マスクをつけているのでつい男の人だと思い込んでしまった人も多いのではないでしょうか。

また最終的にロリとツリーの大げんかに発展しますが、思ったことをバンバン言える潔さが爽快です(笑)。

ループを繰り返すのはなぜ?

 では、そもそもループの理由はなぜなのでしょうか? 続編「ハッピー・デス・デイ2U」(19)ではその謎が明らかにされるようですが、ここでは続編を見ていないていで考察していきたいと思います。

 上でも述べたように、最初はツリーの性格が最悪。家族である父親を大切にせず、自分のことを気にかけてくれるカーターにすらも感謝の気持ちを示すことができません。しかし、そんなビッチで最悪な性格の彼女が、殺される度に少しずつ周りの人への感謝の気持ちや11日の貴重さを実感していくんですよね。この点にこそ、本作のメッセージが詰め込まれているのではないでしょうか。そして忘れてはならないのが、彼女は幼い時に母親を亡くしているということ。そして、ツリーと母親は同じ誕生日でした。さらに、母親は誕生日に亡くなっています。つまりツリーにとって誕生日とは、母親の存在を思い出さずにはいられない悲しい日。誕生日を何度もやり直すうちに彼女自身が成長し、父親との関係修復やカーターという恋人まで手に入れたことを考えると、彼女にとって誕生日はいい思い出に変わっています。これは、母親からの贈り物だったのではないでしょうか? 詳しい描写こそ出てきませんが(続編では物理的な理由でループの謎が解明されているのだとか)、私はそんな風に解釈しました。

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キャスト・スタッフについて

 監督を務めたのは、ロサンゼルス出身のクリストファー・B・ランドン。俳優の父を持ち、大学在学中には脚本製作を学びました。07年公開の映画「ディスタービア」で評価され、「パラノーマル・アクティビティ2」(10)ではシリーズの共同脚本にも参加しています。さらに、スピンオフ「パラノーマル・アクティビティ 呪いの印」(14)では単独で脚本を担当するだけでなく監督も務めました。他にも「ゾンビワールドへようこそ」(15)、「ザ・スイッチ」(20)などの代表作があります。

 主人公のツリーを演じたのは、アメリカの女優ジェシカ・ローテ。大ヒット作「ラ・ラ・ランド」(16)では、主人公ミア(エマ・ストーン)の友人・アレクシス役としても出演していました。今後も多くの作品で彼女の活躍を見ることができそうですね。

別のエンディングが存在した⁉︎

 実はこの作品、本来は別のエンディングが用意されていたのだとか。ツリーが無事ループの地獄から抜け出すことに成功し、ロリが犯人だと判明するまでは同じ。しかし、本来のシナリオでは、ツリーは大事をとって入院することになります。これまでの苦悩から解放され、やっと安心できると思えたのも束の間、看護師になりすましたステファニー・バトラーが病室に入ってきて。夫と不倫関係にあったことを恨み、ついにツリーは殺されてしまうのでした。そして再びループが始まるといったストーリーだったようです。

 こちらのパターンも気になりますよね。しかし、本公開前に行われた試写会で酷評されてしまい、急遽変更されたようですよ。

マスクデザインは有名クリエイターが?

 本作の象徴でもあるのが、ベビーフェイスのマスクですよね。デザインを担当したのは、多くの作品で特殊メイクを手がけているトニー・ガードナー。チャッキーで有名な「チャイルド・プレイ」シリーズや「スクリーム」(15―19)のゴーストフェイスなど、数々のホラーアイテムをデザインしています。本作のマスクを製作する際、当初のデザインは豚のモチーフだったそうですが、監督の奥さんが妊娠中だったことで赤ん坊のイメージが監督の頭に浮かんでいたのだとか。さらに、監督が事務所で赤ん坊のお面を被って同僚を驚かせていた時に、イメージがわいたそうです。

感想

 非常に見やすく、飽きずに楽しめる2時間でした。気味の悪いマスクのデザインが相まって、ホラー要素も効いているところが良かったです。個人的に印象に残ったのは、誰もいないはずの部屋から犯人が登場したシーン。ホラー映画によくある「帰ってお風呂に入るのが怖い」的な感覚で、一人の部屋であのマスクが出てきたらと考えると、割とトラウマです(笑)。しかし、ツリーの性格が分かりやすく変化していく様子に心打たれたのも事実。あれほどまでに最悪な性格だったはずの彼女が、少しずつ周りと折り合いをつけていくことに感動しました。また「今日は残りの人生の最初の日」という言葉も忘れられません。同じ日をループするという設定で、説得力のある見せ方をしていることに感服です。数多くの映画に登場する名言の中でも、お気に入りの一言になりました。

まとめ

 いかがでしたか? ホラー作品でありながら、コメディとしても楽しめる本作。怖いのが苦手な人にもオススメできる名作ですよね。犯人を踏まえた上で、もう一度見返してみてもいいかもしれません。笑えるところもたくさん出てくるので、友人や家族と気軽に見てみてはいかがでしょうか?

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