【呪術廻戦】五条悟が目隠しをしている理由やアイマスクとサングラスを使い分けについて解説!

2018年から、週刊少年ジャンプにて連載を開始した『呪術廻戦』。劇場版『呪術廻戦0』が上映され、興行収入は133億円を突破し、アニメ第二期が2023年に放送されることが発表されました。そんな『呪術廻戦』の超人気キャラクター。

最強の特級呪術師・五条悟。彼はいつも黒い目隠しをしています。

なぜ、彼は目隠しをしているのか。彼の能力と関係があるのでしょうか。呪術廻戦には他にも目を隠しているキャラクターがいるようです。目を隠す理由は一体何なのでしょうか。その理由を考察してみましょう。

五条悟のプロフィール

年齢

28

生年月日

1989127日(いて座)

身長

191cm

好きな食べ物

甘いもの

嫌いな食べ物

アルコール

所属

東京都立呪術高等専門学校 一年担任

等級

特級呪術師

呪術界御三家・五条家の現当主であり、日本に4人しかいない特級術師の一人。

現代における「最強の呪術師」です。

危険度が最も高い特級に分類される、呪霊の漏瑚と花御に襲われたことを、

「僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ。」(単行本3巻18)

と言ってのけます。

呪術界の上層部を嫌っており、圧力をかけられても、飄々とした態度を貫いています。さらに、上層部を黙らせ、呪術高専2年生の乙骨憂太や主人公の虎杖悠仁の秘匿死刑の執行を阻止しました。

その強さと権力の証明ですね。

容姿端麗ですが相手を揶揄うような態度をとることが多く、自分でも、性格が悪いことを自覚しているようです。

後輩の術師・七海健人からも「信用しているし信頼している。でも、尊敬はしてません。」と言われる始末。

他にも、教え子・伏黒恵がボロボロになっているところへ、自分で食べる用に喜久福を買ってから現れたり、京都校学長に対してため口を使ったりと、掴みどころのない一面もあります。そして、五条のトレードマークと言えば、黒いアイマスクです。

五条は常に目を隠しており、術式発動時のみそのアイマスクを取ります。

アニメで、五条が領域展開するシーンが放送された際には、白く長いまつ毛と煌めく碧眼が美しい!かっこよすぎる!と話題になりました。その瞬間だけアイマスクを取るということは、五条自身の術式と何か関係があるのでしょうか。

まずは、五条が持つ二つの能力についてご紹介します!

五条悟の能力・『無下限呪術』

五条は『無下限呪術』と呼ばれる呪術を用いて戦います。

『無下限呪術』とは、日常のいたる所にある無限を現実に持ってくるという術式で、

五条家に代々伝わる、相伝術式です。できることは大きく分けて3つです。

  1. 無限で体の周りにバリアを張って敵の攻撃を防ぐ

 

無下限呪術発動中は、どんな攻撃でも無限の空間に阻まれて、五条に触れることはできません。

こちらの技は五条が学生時代に習得した技です。

現在は無意識でも無下限呪術を展開し、敵からのあらゆる攻撃を防ぐことができるようです。

  1. 術式順転「蒼」と、術式反転「赫」。そして、その二つを掛け合わせた虚式「茈」を使って呪霊を吹き飛ばす

 

 

触れたものを無限に吸い込む「蒼」と、反対に弾き飛ばす「赫」

2つの相反する力をぶつけて莫大なエネルギーを生み出す「茈」

単行本第6巻・京都姉妹校交流会にて、特級呪霊・花御に狙いを定めて一撃を放ちました。

森の広範囲を抉る攻撃は圧巻です。

  1. 領域展開「無量空処」を発動する

 

領域展開は、術師のステータスを上昇させる。自身の領域内で発動した術式は必中である。といった、戦況を有利に運ぶ切り札のような技。「術式の最終段階」と言われ、習得している術師はごくわずかです。

この『無量空処』の中では、人間の知覚→伝達→行動のサイクルのうち、知覚と伝達の部分が無限に繰り返されるので、領域内の敵は思考を行動に移すことができずに何もできなくなります。流れ込む大量の情報に脳が耐えられなくなり、廃人のようになるとか。

『無下限呪術』は最強じゃん!と思えますが、

ミゲル(0巻戦闘時)曰く、

「原子に干渉するレベルの緻密な呪力操作」が必要な術式です。

それを可能にしているのは、「六眼」と呼ばれる、五条の碧眼です。

五条の能力・『六眼』

五条家の特異体質である『六眼』ですが、五条家に六眼を持った子供が生まれるのは、実に四百年ぶり。そして、無下限呪術との抱き合わせとなると、さらに稀有な存在であると言えるようです。

『六眼』によってできることは、大きく分けて三つです。

①呪力を精緻にコントロールする

『無下限呪術』が五条家の相伝術式であるにもかかわらず、悟ほどの強さをもった呪術師が現れなかったのは、この『六眼』を持っていないがために、十分に術式のコントロールができないからだと考えられます。

先述したように、『無下限呪術』は原子に干渉するレベルの緻密な呪力操作が必要な能力です。

この二つの組み合わせが、五条の強さの秘訣でしょう。

②初めて見る術式を見破る

単行本第8巻69話で、見事に敵が発動した分身の術式の仕組みを見破っています。

「なぜ術式を知っているのか」と尋ねられると、五条は「目がいいから」と答えました。

術式を見破ってしまえば、相手の攻撃の予測がつき戦況をより有利に運ぶことができます。まさに鬼に金棒ですね!

③呪力の雰囲気を読み取る

作者の芥見先生曰く、「呪力がめちゃくちゃ詳細に視える目」とのことです。

主人公・虎杖悠仁が特急呪物を飲み込み、両面宿儺の呪いを宿してしまったときも、

「混じってる」と一瞬で確認しています。

また、渋谷事変にて、かつて親友だった呪詛師・夏油傑と対峙したときにも、

「肉体も呪力も、この六眼に映る情報はオマエを夏油傑だと言っているが、俺の魂がそれを否定してるんだよ!」と声を荒げました。

学生時代に死んだはずの夏油が、肉体も呪力もそのまま蘇ったような姿で目の前に現れたことで、五条が大きく動揺したシーンです。

「無下限呪術」と「六眼」

五条が目を隠す理由は、この二つの能力に関係があるようです!

五条悟が目を隠している理由

五条が目を隠すのは呪力消費を抑えるためです。公式ファンブックの中で明らかにされています。先ほど述べた通り、六眼の能力は

①呪力を精緻にコントロールする

②初めて見る術式を見破る

③呪力の雰囲気を読み取る

です。

これらの能力によって、戦闘において圧倒的に有利に戦うことができます。

しかし、六眼の使用中は呪力を大量に消費しています。

意識的に使用できる『無下限呪術』とは違い、『六眼』は常に発動している能力です。

日常生活の中でも、目に入るもの全ての呪力を読み取ったり、術式が見えていたりしていると、必要以上に呪力を消費してしまいますよね。

これらの強すぎる『六眼』の能力を抑えるために、アイマスクをつけていると考えられます。

また、

対・漏斗戦

京都姉妹校交流会での対・花御戦

渋谷事変での対・夏油傑戦

など、特級の敵と戦う際には、アイマスクを外して闘っています。

領域展開や虚式「茈」など、緻密な呪力操作が必要な技を発動させるときは

アイマスクを外して、六眼の力をフル活用していると考えられます。

これらのことから、五条は、気合いを入れて呪霊と戦うときに備えていて、

六眼から必要以上に情報が流れ込んで脳が疲弊しないようにセーブするため。

という理由が考えられます。

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アイマスクとサングラスを使い分ける理由は?

作中に登場する「目隠し」は全部で3種類です。

・黒いアイマスク

・サングラス

・白い包帯(0巻のみ)

作中で、サングラスをつけたりアイマスクをつけたり、コロコロ変わっていますよね。

何か理由があるのでしょうか。

①ファッションの一環

小説版では、黒いアイマスクは既製品ではないという記述がありました。

着け心地やデザインなど、オーダーメイドしたのでしょうか。

一部で「五条の私服センスがダサい」と話題になりましたが、

一応身に着けているものはハイブランドもので、おしゃれにはこだわりがあるように見えます。

2018年の芥見先生へのインタビューでは「五条悟はサングラスと目隠しをどんな理由で使い分けているのか?」という質問に対して、「ノリです。」と答えています。

また「女の子と会うときはサングラスかも。」と答えているので、

任務の時以外、おしゃれにキメたいときにはサングラスを選ぶのでしょうか。

五条なりの基準があるのではと考えられます。

②隠すことで縛りを課しているから。

物語の中で何度か登場している「縛り」

これは、自分自身の行動や能力に、何らかの制限や条件を課すことでより強力な能力を得られるというものです。

「命を懸けた縛り」が一番代償が重く、能力を最大限引き上げるために単純な方法です。

例えば、七海健人は自分自身に対して時間による縛りを課しています。

一日の労働時間が八時間を超えて時間外労働になると、呪力がパワーアップします。

同じ様に、五条も目を隠し、視覚を封じることを「縛り」として強力な力を得ているのではないでしょうか。

五条は、生徒に稽古をつけるときはサングラスをかけ、呪霊との戦闘時にはアイマスクをつけています。

このことから、サングラスに比べて見えなくなるアイマスクをつけて、

戦闘時は特に縛りを強力にしているのではないか。という考え方もできます。

他に目を隠しているキャラクターは?

①一級呪術師・七海健人

 

五条から「脱サラ呪術師」、主人公・虎杖やファンからは「ナナミン」の愛称で親しまれる。

五条悟の一年後輩にあたり、特徴的な眼鏡と、七三分けがトレードマーク。

母方の祖父がデンマーク人のクォーター。

作者からも女性ファンに対して「五条ではなく、ナナミンにしろ」とまで言われています。

術式は『十劃呪法(とおかくじゅほう)

どんな相手・物体に対しても対象の長さを線分した時に7:3の比率の点に弱点を作り出す術式です。対象にできるのは、全長だけではなく、腕や頭部など部分を指定することも可能です。

単行本3巻19話にて、

「呪術師はクソ」「労働はクソ」「そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです。」といった、多くの名言を生み出しました。

「残業は嫌い」「仕事に私情は持ち込まない」など、仕事に対する姿勢も、冷静で的確。ブラック労働の影響も見られますね。頼もしい大人です。

 

同話で、眼鏡をかける(目隠しをする)理由をかたっていました。

【呪霊の中には『見られている』と気づいた途端、襲ってくるものが結構いる】からです。

視線を呪霊に悟られないようにするためでした!

目線を隠すことで、呪霊との不必要な戦闘を避けることができます

七海に限らず、同じ理由で目を隠している呪術師は多いようです。

②一級呪術師・冥冥

 

五条の先輩呪術師であり、学生時代からの知り合いです。

術式は「黒鳥操術」

カラスを操ったり、カラスと自身の視界を共有することができます。

この能力は索敵や偵察向きの能力のため、近接戦闘は柄の長い戦斧を使って補っています。

京都姉妹校交流会では、術式を使って、生徒たちの様子を中継する役割もになっていました。

守銭奴であり、お金をもらえば基本何でもする呪術師。

京都姉妹校交流会で、京都校側から命を狙われている虎杖を気にかける五条が、

虎杖の映像が途切れることに気付き、中継役の冥冥に

「ぶっちゃけ冥さんってどっち側?」と聞きます。

冥冥は「どっち?私は金の味方だよ」「金に換えられないものに価値はないからね」と答えています。京都校学長からお金を受け取り、わざと映像を乱していたのでしょうか。

五条の教え子の危機にも左右されず、あくまでもお金をより多く積んだ側につく姿勢はブレません。

学生時代の回想シーンでは髪型はポニーテールでしたが、

現在は簾の様な長い前髪で目を覆っています。

術式と何か関係があるわけではなさそうなので、おそらく理由は他の

呪術師と一緒で、【呪霊の中には『見られている』と気づいた途端、襲ってくるものが結構いる】からだと考えられます。

③一級呪術師・夜蛾正道

 

現東京都立呪術高等専門学校の学長。

見た目は脳筋であごひげを蓄え、強面だが可愛いものを集めることが好きという意外な一面を持っています。

傀儡を作り操る「傀儡呪術学」の第一人者で、羊毛フェルトのようなもので「呪骸」(人形に呪いを込めたもの)を操っています。可愛い見た目に反して、結構アグレッシブです

単行本13話では、虎杖の訓練に使用する呪骸を作りました。

虎杖はその「一定の呪力を流し続けないと目を覚まして襲ってくる」呪骸・ツカモトを抱えながらハラハラドキドキの映画鑑賞を行いました。

また、二年生・パンダは夜蛾の最高傑作で、感情を持って生まれた突然変異呪骸です。

親子のような関係にあり、パンダからは「まさみち」と呼ばれています。

五条、夏油、家入の学生時代の担任でした。

担任時代はサングラスをかけていませんが、現代ではかけています。

理由は【学長になったから】だそうです。

学長として威厳のあるビジュアルを狙っているのでしょう。

まとめ

これまでに述べたことをまとめましょう。

・五条悟の能力は「無下限呪術」と「六眼」

・目隠しをする理由は、強すぎる「六眼」の能力を抑えるため。

・目隠しとサングラスの使い分けは「ノリ」。時と場合による。

・他に目を隠しているキャラクターは、七海健人、冥冥、夜蛾正道の三人

他の呪術師とは違い、五条は自身の強すぎる能力を抑えるために目を隠していたことが分かりました!さらに話が進めば、五条の能力について、何か新しい情報が集まるかもしれませんね。今後の展開からも目が離せません!

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