【進撃の巨人】エレンとミカサの出会いと結末について解説!(最終回ネタバレ)

エレンとミカサ

エレンとは物語のタイトルでもある『進撃の巨人』になれる男性。ミカサとは幼少期から死するその時までエレンのへ忠誠を誓った最愛の女性。

 エレンとは、母親を巨人に食い殺された過去があり調査兵団として巨人を絶滅させる事を決意した主人公です。自らも『進撃の巨人』という物語のタイトルでもある名前の巨人になれます。『壁の外には自由がある』と信じていましたが、実際は世界の平和のために最愛の女性を勇者に仕立て自らの命を諦めなければなりませんでした。

 いつもエレンの隣にいるミカサは、幼い頃に強盗に襲われ両親は殺されます。ミカサ自身も誘拐されエレンに命を救われます。ミカサにはアッカーマン家の血が流れており元々はその高い戦闘能力で王家に支えていた一族でした。エレンに言われた『闘え』の言葉で覚醒します。

両親を失ったミカサは、エレンの家で暮らす事に…不安な眼差しで寒さに震えるミカサに「家に帰るぞ』とエレンは自分が巻いていたマフラーを巻きます。これがミカサのトレードマークに。

 命を救われたエレンに対しての忠誠心か?その頃からずっとエレンを愛していたのか?そし片思いだと思われていたもののエレンも『ミカサが他の男と幸せになるなんて嫌だ』と言います。

仲間から見たエレンとミカサの人物像

真面目な死に急ぎ野郎エレン。そのエレンに異常なまでの忠 誠心を持ちズバ抜けた戦闘能力を持つミカサ。ミカサはアッカーマンの血筋が故の高い戦闘能力の為、首席で卒業します。

卒業後は壁の中の内地で任務できる憲兵団か駐屯兵団になる兵士がほとんどですが、エレンは『巨人を駆逐したいから調査兵団に入りたい』と言います。巨人に食べられて早く死にたい→『死に急ぎ野郎』と同期のジャンからあだ名をつけられます。

ミカサは『ズバ抜けて強い』そして『常にエレンの側にいて彼を想っている→忠誠心を持つ』エレンに対しての強い愛情は仲間達も感じています。  

始祖ユミルから見たエレンとミカサ

 2000年前からエレンを操っていた始祖ユミル。

 2000年前からミカサを待っていた始祖ユミル。

 エレンが4年の余命を全うし目を閉じる前、ミカサが『いってらしゃい』と声をかけます。これは1番最初子供の頃のエレンがシガンシナ区で昼寝をしていた時に聞いたミカサの声です。未来を見れる『進撃の巨人』エレンが地ならしを起こしミカサにとどめを刺される結末を自ら望んだから?

ミカサなら自分を止めてくれると信じていたからこちらの結末を望んだ?

同じく絶対的な力を持つ始祖ユミルはフリッツ王を愛していたので本当は彼に自分を止めてもらいたかったのでは?

自分が叶わなかった思いをエレンに重ね彼を止めれるミカサを見たくて2000年ずっと待っていたのではないのか?

ミカサはエレンの首を持って二人で静かに過ごす為居なくなります。そのため世界への公式な発表はアルミンがエレンにとどめを刺した事になります。

悲しいけれどとても綺麗な結末です。

巨人の謎や壁の秘密について【最終回ネタバレ】

巨人の謎

 人類は壁の外にいる人喰い巨人から逃れる為に『ウォールマリア』『ウォールローゼ』『ウォールシーナ』という三重の壁を築き暮らしています。その三重の一番外側の壁ウォールマリアから突出した町が、エレン達の住んでいるシガンシナ区です。人が多くいる所に集まる巨人の習性を利用した万が一の時の囮の町です。突如現れた超大型巨人に町を襲われエレンは母を巨人に食い殺されます。

 エレンが訓練を終え調査兵団になる予定だった前日、シガンシナ区が襲われて5年後の事、真ん中の壁ウォールローゼから突出したトロスト区の壁にまた超大型巨人が現れ、他の巨人達も入ってきます。町の人が逃げるまでの間、新米の兵士たちも含め巨人を食い止めようとします。幼馴染アルミンを助けた為、エレンは巨人に食べられます。エレンが戦死したと聞かされたミカサはその後も冷静に任務を遂行しようとしますが移動手段である立体機動装置のガスも切れ、武器である刃の替えも無くなり、一度は諦めかけます。

しかしエレンに命を救われた時の『闘え』の言葉で、素手でも巨人を戦おうとします。その瞬間に背後から巨人が現れミカサの前にいた巨人を倒し危機一髪の所で難を逃れます。

 知性や格闘技術があるかのようなこの巨人、実はエレンです。『進撃の巨人』という物語のタイトルの巨人です。

 その後エレンは、人類最強の兵士と言われるリヴァイ兵長のもとで任務を遂行します。

調査兵団のエルヴィン団長が探していた敵が同期のアニ「女型の巨人」でした。更にアニの仲間を探し出す為、疑いのある新米兵士達数名を部下に任せていました。

しかし今度は突出した町ではなく、ウォールローゼの中に巨人が現れます。武装する間も無かった新米兵士達と任務に当たるエルヴィンの部下達は巨人が入って来たであろう壁の穴を探し、リヴァイ兵長の次に強いと言われていたミケが穴を塞ぐまでの時間稼ぎをしようと巨人を食い止めます。

 しかし言葉を話し高い知性を持つ『獣の巨人』の登場により他の巨人達に食べられます。獣の巨人の影響なのか他の巨人が夜でも兵士達に襲いかかり巨人に食べられます。すると新米兵士達の中のユミルが巨人になり戦いはじめます。

危機一髪の所でエレン達、調査兵団も登場し同期達は助かります。

 その後もエルヴィンは、最も疑わしいライナーとベルトルトを捉えようと指示しますが作戦は失敗します。ライナーは訓練当初、立体機動装置をうまく扱えないエレンを勇気付けてくれたり、今までの任務でも同期達を助けてくれた心強い兄貴分です。

エレンはもちろん他の同期達もアニ以上にショックです。

 エレンはユミルと共に連れ去られます。調査兵団に駐屯兵団も加わりエレンを命懸けで取り戻しに行きます。ユミルも巨人になって友人であるヒストリアを命懸けで守ります。

 ライナーは他の巨人達をエレンに投げて来ます。後にこれは他の巨人にエレンを食べさせてエレンの持つ巨人の力を奪う為でした。

 そしてエレンとミカサの元に母カルラを食い殺したダイナフリッツ巨人が現れます。シガンシナ区でカルラが犠牲になる中、命懸けでエレンとミカサを救ってくれたハンネスまでもこの巨人に食べられてしまいます。

 またも大事な人を守れなかったエレンは自分を責めますが、ミカサは『私と一緒にいてくれてありがとう。私に生き方を教えてくれてありがとう。私にマフラーを巻いてくれてありがとう」と涙を溜めて微笑みます。その言葉を聞いたエレンは「そんなもん何度でも巻いてやる』と頼もしい顔つきになり、ダイナフリッツ巨人に拳を振り上げます。

 お互い手が触れた瞬間にビリっと何かが起こり後ろにいた巨人がダイナフリッツ巨人に攻撃しそれを見たエレンがさらに拳をあげると他の巨人も襲い掛かっていきました。これは王家の血を引く巨人と始祖と巨人の力を持つ者が交わった時に巨人を操る事ができる『座標』の能力でした。

 エレンの一言でライナーとベルトルトにも巨人が襲いかかりその隙に何とか命からがらエレン達は撤退できます。

ユミルはヒストリアに謝り、訳があるようにライナーとベルトルトの方に着いて行きました。『巨人の正体は人間である事」『エレンに他の巨人を操る能力がある」真実が少しずつ分かって来ました。

壁の中の秘密

 エレンとヒストリアを引き渡せと調査兵団は追われます。

必死に二人を守るリヴァイ達の前に現れたケニーは、母親亡き後幼かったリヴァイを食べさせ戦い方まで教えてくれた男性です。

後にリヴァイの母の兄、叔父だった事、そしてミカサと同じくケニーとリヴァイもアッカーマン家である事も判明します。

 ケニーを雇っていたヒストリアの父ロット・レイスは貴族のふりをして実は本当の王家でした。エレンの父グリシャに奪われた始祖の巨人の力を王家に取り戻すためエレンを王家の血を継ぐヒストリアに食べさせようとします。

 混乱したヒストリアでしたが、巨人になれる注射を撃つ寸前で『これからは私は自分の為に生きる』と強い意志を持ち、注射を拒みます。この注射は特殊な能力を持つ9つの巨人の骨髄液でした。

 調査兵団は巨人になったロットと戦い、最終的に巨人の核をヒストリア自身が破壊し、その姿を見ていた民衆はヒストリアを称え真の王である事を受け入れます。

 エレンが硬質化の力を使いこなせれるようになった為、ウォールマリアの領地を取り戻そうとシガンシナ区へ向かいます。

 しかしライナー、ベルトルト、獣の巨人との戦いが始まります。結果的にこのウォールマリア奪還作戦ではエレン、ミカサを含めた9人だけが生き残り、エルヴィン団長をはじめほとんどの兵士が戦死します。

 リヴァイが使い方を託された巨人になれる注射は、最初エルヴィンに使うと決めました。しかしアルミンをこのまま失いたくないエレン、ミカサの熱い思いも受け、悩んだリヴァイはアルミンに注射を使いました。

ベルトルトを食べさせ超大型巨人の力はアルミンに引き継がれました。

 その後エレンの生家の地下室へ辿り着きグリシャが記していた一冊のノートを見つけます。ノートには、壁の外は広い世界でその一国であるマーレからグリシャが来た事、始祖ユミルの祖先であるエルディア人が巨人になれる民族である事、巨人の力により世界を支配していた事、巨人同士でも争い始め嫌気がさしたカール・フリッツ王が、可能な限りのエルディア人を連れて三重の壁を築いたのがパラディ島である事、巨人同士争っている間に隙をついて戦鎚の巨人の力を持つタイバー家がマーレの勇者ヘーロスと手を組みエルディア人の支配を終わらせた事、カール・フリッツ王により大陸に残されたエルディア人は巨人になれることから『悪魔の末裔」として酷い迫害を受けて来た事、マーレにより巨人になれるエルディア人が他国との戦争の殺戮兵器とされている事、その為エルディア人が世界中から嫌われている事、他の国が対巨人砲などの武器を完成させ、巨人の力に限界を感じたマーレが始祖の巨人の力を奪う為にパラディ島に攻め込んで来たのが超大型巨人の襲来であった事、アニ、ライナー、ベルトルトは同じエルディア人でありながらマーレ戦士であった事、獣の巨人であるジークが父グリシャと元妻ダイナフリッツの息子でエレンの義母兄弟という事などの真実が分かって来ました。

真実との戦い

 その後エレンはたった一人でマーレに行きライナーと再会します。

世界に対して協力を求める戦鎚の巨人の力を持つタイバー家の当主ヴィリー・タイバー演説中、エレンは泣いて謝るライナーに対し辛さは分かるが、それでも進み続けると話し演説場所の地下で巨人になります。

 ヴィリーはもちろんに居合わせたエルディア人、演説に招待されていた国の人が犠牲になりました。

 そしてタイバー家の戦鎚の巨人が現れます。

雷槍で攻撃するミカサが調査兵団と共にエレンを助けに来ました。『みんな来てくれたんだな』と頼もしそうに言います。しかしミカサは悲しそうな顔で「自分が何をやったのかわかってるの?民間人を殺した。子供を殺した。取り返しがつかない。』と言います。

 リヴァイは獣の巨人を倒し、兵士は車力の巨人倒し、超大型巨人は港で船などの戦力を壊滅させます。アルミンはこの時初めてベルトルトが見た光景とその辛さを実感しました。

団長になったハンジが飛行船に乗って駆けつけ調査兵団は乗り込んで行きます。

 エレンは顎の巨人の顎の力を使い、硬質化し手出しできずにいた戦鎚の巨人を食べてその力も奪いました。顎の巨人もと思われた時、ライナー巨人がやって来ました。

しかしエレンも力が残っておらず飛行船に乗ってパラディ島に戻ろうとします。

 あと最後の一人の兵士を待っていましたが乗って来たのは、マーレ軍の戦士候補生であるガビでサシャが撃たれます。このガビはライナーの姪っ子です。いつも声をかけてくれたマーレ軍の門番のおじさんがサシャに撃たれたので報復としてサシャを撃ったのです。サシャが死んでしまいミカサ達は泣いて悲しみます。

 そして飛行船にはこのマーレでの戦いの真の首謀者だったジークも乗っていました。

パラディ島では兵団内でクーデターが起こります。ジークを監視していたリヴァイは、ジークの自爆により重傷を負います。ジークの大怪我は王家の血を引く為、始祖ユミルが元に戻してくれます。エレンの元にはライナーとマーレ軍がやってきます。エレンは苦戦しジークが駆けつけますが、ガビに首を打ち飛ばされます。ギリギリでジークとの触れ合いに間に合ったようで始祖ユミルの居る座標へ行きます。

 自由が無く王の奴隷で進み続けるしかなかった始祖ユミルはエレンと同じ気持ちだったのでしょう。そして壁の巨人達の硬質化が解けました。

 ミカサは、エレンがマーレに一人で乗り込む前に質問されたことを思い出していました。『どうして俺を気にかけてくれる?」『子供の頃俺に助かられたからか?』『それとも俺は家族だから?」『俺はお前のなんだ?」と。それに対し戸惑ったミカサは『あなたは家族』と答えていました。

 そしてエレンは『パラディー島の人々を守るために』地ならしをすると宣言します。何とか残っている兵士、戦士達で命を懸け最後まで戦います。『特に理由がなくてもまた生まれて来たい』という思いを理解できたジークは、望んでリヴァイに殺されます。すると地ならしが止まりました。

 残ってるエルディア人が全て巨人になり始祖の巨人の核なような光る生物を責めますが向こうもまた巨人が出て来ます。ミカサとリヴァイは逆方向に向かいエレンの首をやっと見つけます。

 その時ミカサはまたあのエレンの質問を思い出していました。その時はさっきとは違います。『エレンの余生4年を何処かで二人だけで暮らそう』と提案したのでした。そして現実の世界ではエレンの首を切り、キスをします。それを見た始祖ユミルが微笑んでいました。

まとめ

 『いきなり主人公の母親が食べられる』と言う衝撃から始まる『人喰い巨人と人類のサバイバルストーリー』と思われましたが、巨人と町を覆う壁の秘密を王が民の記憶を消してまで保っていた『政治的なストーリー』でもありました。そして自由だと思われていた壁の外は、人々によって語り継がれた『巨人神話ストーリー』であったことも加わり『ラスボスがまさかの主人公』と言う全く想像出来なかった締め括りでした。

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